タバコを辞めるには相当の努力と根性が必要だと思いますよね。
しかし、禁煙に成功した方に話を聞いてみると、辞めるにあたって
「特に何もしてない。意外と平気だった」という話をチラホラ聞きます。
今日からタバコを辞めるんだ!と息巻いて禁煙に臨むと逆に意識してしまって気持ちがタバコに向かったままなのかもしれません。
ただタバコを吸わないで一日を過ごしてみたら意外と行けたから、このまま吸わずに過ごそうかと思った。と言う方が禁煙成功者の大多数のようです。
これは「自分はタバコを吸わなくても大丈夫」と心の片隅に思いこんだ事が実際にそうなったパターンですね。
これは言うなら「思いこみ法」ですね。
人は気持ちや思い込みが体に影響する事が多々あります。
例え話ですが、
実際は風邪をひいているのに、気のせいだとか、気持ちが元気だったりして自分が風邪と自覚するまではそれなりに元気に動きまわっている場合が多いですよね。
しかし、ちょっとおかしいなと思った時に体温計を図って38度の熱があったとします。
なんだか一気にだるくなったりなんて事がありませんでしたか?
この様に、思いこみは体に影響を及ぼすのです。
病は気から、といいますよね。正にそれです。
「タバコをやめるのはとても大変」「タバコ無しの生活なんて考えられない」
と考えてしまっていたら辞められるはずもありませんね。
むしろ「タバコなんてすぐやめられる」「タバコの無い生活が当たり前」くらいに思っている方が禁煙成功に近づくでしょう。
こうして考えれば実は禁煙への道のりは意外と近いのかもしれませんね。