喫煙の習慣を乗り越える

「もう禁煙したんだ」

そう言ってスカッとした表情で禁煙した知り合いが、久々に会ったら何ともない顔でタバコを吸っていた…なんて事ありますよね。

もちろん人それぞれですが、頑張って禁煙したのにしばらく経つとふとタバコを思い出して吸いたくなる時があるみたいです。

 

体がタバコを求めるのは禁煙を始めて1ヶ月程だそうです。
それ以降タバコを吸いたくなってしまう原因は、タバコを吸っていた習慣が体にしみ込んでいるからです。

 

無性に吸いたいという程ではないですが、

例えば

・タバコを吸っていた時に朝起きたらタバコを吸う
・コーヒーを飲む時にタバコを吸う
・食後にタバコを吸う

といったような生活とタバコがリンクしていて体が何気なくタバコを求めてしまうのです。

この体の記憶がきっかけで、吸わずにはいれないと言うほどではないのに、ふと吸ってしまう…という事になってしまうのです。

 

せっかくタバコをやめたのにこれでは元も子もありません。
一本だけ、次の一本で終わり…が繰り返してまたタバコを吸う生活に逆戻りです。

禁煙を決めたら新しい自分に生まれ変わったつもりで、

運動する時間を取り入れる
ジムに通う
ウォーキングをする
休日は没頭できる趣味を作る
食後はコーヒーを飲まずにすぐ歯磨きをする

といったように生活のリズムを変えてみてください。
今までの生活とタバコのリンクを断ち切る事が大事です。

 

タバコを吸っていたころの行動記憶が体から抹消されるのは3ヶ月かかると言われています。
ですが最初の1カ月を乗り越えれば禁煙の成功率は高くなると言われているので、
1か月を乗り越えたらしめたものだと思ってもよいでしょう。